藤原のメモ

読んだ本や見た映像のメモとして。

「海外ドラマ」ーアンブレラ・アカデミー

アンブレラ・アカデミー

https://www.netflix.com/title/80186863

ネットフリックス で配信してたので見た。

 

なんかアメコミっぽいなあと思って調べてみたら原作がアメコミだった。

 

取り敢えずシーズン1とシーズン2の1話を見た。

シーズン3の制作が決定しているらしい。

 

〇あらすじ

超能力が使える赤ちゃんを引き取って作ったヒーロー組織、アンブレラアカデミー。

その子供たちの父が謎の死を遂げたことでバラバラになっていたヒーローたちが久しぶりに集まった。

そのヒーローの一人から世界が滅亡すると告げられ、それを阻止するために戦う話。

 

 

〇感想

正直微妙だった。設定は面白いんだけど、それを活かしきれてないというか・・・。

そう、設定が面白そうで、もうすぐ面白くなると思って見続けたけどなんか不完全燃焼でシーズン1が終わってしまった。

 

俺はてっきりヒーローたちが悪役をやっつける話かと思ってたら違った。

ヒーロー家族内のもめ事の話だ。

一応、世界の終わりを防ぐって名目があるんだが、家族内のもめ事で状況が不利になったりってのが多い。

なので実質、家族内のもめ事の話だ。

内輪のミスで状況が悪くなるのでフラストレーションがたまる展開が続く。

 

 

やっぱりつくづく思うのが、シナリオ上、味方が状況を悪くする展開はあまりしない方がいいと言う事。

やるんだとしたら細心の注意を払わないと見てる人を無駄にいらいらさせるだけになってしまう。

 

 

シーズン1の終わりは酷かった。

長男が妹を危険だからと言って、監禁したことで世界が終わってしまった。

マッチポンプ感がすぎる。

設定やキャラクターが面白いだけに勿体ない。

超能力集団なんだけど、能力を有効活用してるの時空を移動できるファイブ(実質主人公)だけなんだよな。

なんか勿体ないなあと思ったところ。

 

あと父親が酷い奴として描かれていて、それはとある事情があったからで、実はいい奴だった・・・みたいな感じにしようとしてたけど、完全に説明不足で全然納得がいかなかった。

 

シナリオがかつかつで、実はいい奴だったエピソードをそんなに入れられなかったんだろうか。

父親に関してはすごい中途半端な感じでシーズン1が終わった。

もしかしたらシーズン2にそういうエピソードがあるのかもしれない。

 

設定はめちゃめちゃ面白いんだけどなあ。

時空を移動できるファイブ(実質主人公)が世界の終わりをみて、奮闘する所とか。

 

〇この作品の魅力

あといい点としては、作品の雰囲気が明るいことがあげられる。

名前がある人物が死んだりするけど、変に暗くなるわけではなく、作品の妙な明るさは消えない。

気軽に見れるってのは結構いい所だと思う。

 

この作品の感想を検索して一つ見てみたが、そこでいい意味での「幼稚さ」「お馬鹿さ」が魅力と書いてあった。

確かに・・・そうだ。

 

俺は「世界の終わりを防ぐ」ってシナリオに引っ張られ過ぎて、無駄に考えすぎていた。

ヒーロー&ドタバタコメディとしてみれば結構いい作品なんだろうな。

 

俺の好みとしてコメディ系がそんなに好きじゃないから評価を下げ過ぎていたのかも。

まあシーズン2は見る気ないんだけど。