藤原のメモ

読んだ本や見た映像のメモとして。

「読書」ー教養(インテリ)悪口本

 

 

YouTubeの切り抜き動画で「ビジネス書を読む」みたいなものを見たんだが、それが非常に面白かった。

この配信者(堀元さん)は本を出しているようだったので読んでみた。

切り抜き動画は↓のやつ。

www.youtube.com

 

〇感想

本の内容としては、雑学本みたいな。

この本のオリジナルな部分は、雑学を悪口として使ってみようとしている点。

発想は面白い。

 

ただ・・・興味の薄い雑学が多くて俺からしたらイマイチだった。

と言ってもすべてが面白くなかったわけではない。

 

パリティビットとかスタックとかの話は面白かった。

MTGアリーナをやっていてスタックという用語をよく聞いていたんだが、そういう意味だったんだなという気づき・・・。

 

あとフットワークが軽いのを自慢する人を馬鹿にする項目があって、昆虫の研究から

フットワークが軽い奴はセックスできるけど勉強をせず個体の能力が乏しい・・・

みたいな結論になるのだが、おそらく一般人からしたら、そっちの方が幸せじゃね?

 

馬鹿にすることじゃなくてむしろ普通の男からしたら個体の能力が低くても、セックスを多くできた方がいいよな。多分。そう感じるのは俺だけかな?

 

その後の「プロールの餌」という項目で、著者がクソリプをもらった話になって、そのアカウントを見に行くと、いちゃもんツイートと「オフパコ希望です」ツイートしまくってたらしい。

なるほど、確かにこうはなりたくないな、と思った・・・笑

ここが個人的に一番面白かったw

 

行動経済学は怪しい・・・?

あとがきで、行動経済学者のダン・アリエリーの研究データ捏造疑惑が持ち上がっている・・・行動経済学は結構「この実験、再現性が怪しいのでは・・・?」と言われている学問だ・・・との記載を読んで驚いた。

 

俺もちょいちょいその手の本を読むので。

「家畜化という進化」と言う本で進化心理学が批判されていたが、行動経済学もそんな感じなのかな。

「読書」ー家畜化という進化 人間はいかに動物を変えたか - 藤原のメモ

 

〇著者のノートの記事も買って読んでみた

note.com

内容は無料部分にも書いてあったが、「低品質なサービスで割高な金を取って何が悪い」、開き直れ、みたいな感じ。

この記事は結構面白かったわ。他の記事は読んでないけど。

 

こういう考え方もあるかと参考になった。

 

 

〇ビジネス書100冊読んでみたの書籍化に期待

ビジネス書を延々と馬鹿にする動画はかなり面白かったからこの書籍化は期待したい。

 

期待したいが、俺は、

ビジネス書と言っても、一概につまらないとは限らないと思っている。

著者独自の考え方が述べられてる本は、それなりに娯楽として面白いと思う(わざわざ金を払うかは別だが)。

 

と言うわけで(大分脱線したが)・・・

堀元さんに注目!!!!!!!