藤原のメモ

読んだ本や見た映像のメモとして。

「読書」ージョジョの奇妙な冒険 6部 ストーンオーシャン &おまけで7部も

ネトフリで見て、続きが気になったのでモノクロ版を買って読んだ。

 

ジョジョ自体は1~5部、7部は10年くらい前にすでに読んでいたが、6部だけは途中で読むのをあきらめていた。

といっても友達からオチは聞いていて、世界が作り替わって7部につながるってことだけは知っていた。

 

6部は落ちもなんとなくは知ってるし、7部も読んでるからいいかなと思っていたが、ネトフリを見て面白かったので、読んでみることにした。

 

読み終わった後の喪失感が半端なかった

オチがなんとなく分かっていたとしても・・・だ。

 

なぜ喪失感が半端なかったのか

 

最後にエンポリオはジョリーンなど仲間に似た人物たち会う。

しかしそれはあくまでも似た人物であってジョリーンたちではない。

この「あくまでも似た人物」が逆に喪失感を加速させている。

「あくまでも似た人物」を見せることで、もう「あの」ジョリーンはいなったことを理解させられ、そして当然1~5部までの登場人物さえもいなくなったことを理解させられてしまう。

いや登場人物がいなくなったことを理解させられたというか、今までのジョジョの物語が否定された感覚になった。

もちろん作者にその意図はないだろうが、1~6部の登場人物たちの戦ってきた痕跡が新しい世界ではなくなってしまったのは事実。

ジョジョの新しい世界に今までの人物たちの痕跡がなくなったことを考えると悲しくなり、喪失感が半端なかった。

 

でもよくよく考えてみるとこういう終わり方しかなかったのかとも思う。

ジョジョという長期にわたって展開された一連の物語を終わらせるのにはこの終わり方しかなかった・・・か。

パラレルワールドという形で7部に続いているけど別人たちの話)

 

あと喪失感が半端なかったってことはそれだけ物語にのめりこんでいたってことでもある。

ジョジョ自体がいい作品だったな。

 

7部について

7部もkindleで買って読み返してみた。

7部は7部で面白いね。

確かにこれはこれで面白いんだが、個人的にはオラオラ殴ってる方が好き。

最後、ジョニィの能力も進化してオラオラ殴ってたけど、やっぱりいいね。