「映画」ージョーズ
ネットフリックスで見た。
あらすじ:警察署長が務める島のビーチにサメが現れ、人を襲った。警察署長は専門家二人とサメを倒すために海にでる。
要素:アクションスリラー、アメリカ、サメ、ジョーズ(映画シリーズ)、1970年代、サメとの格闘シーン
うーん普通のちょっと下くらいの面白さかな。
意外と早い段階でサメだとばれる。でもそれを信じようとしない市長。
また犠牲者を出すもサメも捕まる。でもそれは最初の被害者から想定されるサメの大きさのサメではない。
主人公はまた市長に海を閉鎖するように講義するも効く耳持たず。
映画の半分くらいの所で警察署長の子供が襲われそうになり、やばいってことになり、自分で倒しに行くことする。
あとの50分はサメとの格闘を描く。
最後はボンベを爆破させサメを倒す(ボンベを丁寧に扱わないと爆発するみたいなセリフが伏線になっていた)。
船が壊されたので警察署長は泳いで帰った。で終了。
〇シナリオで引っかかったところ
意外だったのは仲間の一人(サメ退治のプロ)が死ぬこと。
でも結構自業自得的なところもあって、そんなに残念じゃなかった。
このサメはやべえってなって海上保安隊に連絡しようとした警察署長に怒って、無線を壊してしまう。おそらくプライドが許さなかったみたいな描写だった。
この流れがあったから死んでもまあそっかみたいな感じになってしまう。
こうならないためにも、無線は故意に壊すのではなく、偶然壊れるようにしないといけないんじゃね?
なんか意味あったんかな。サメ退治のプロが無線を壊すって描写。
プライドが高い風に見せたかったとしても、それまでにさんざんそういう描写があるのでそんなに意味がない。
引っかかったのはここくらいか。
〇なぜ面白さがちょっと下がったのか
あとのシナリオの流れはまあ納得できる感じだった。
面白さが普通より下がってしまうのは、登場人物にあまり変化が起きていない点、主人公のサメを積極的に倒しに行くための動機が弱い点、にある。
サメを倒し終わって危機を乗り越えても、主要登場人物たちに変化はほぼない。ちょっとした友情が芽生えたくらい。
あと主人公がわざわざ自らサメを倒しに行くには動機が弱い気がする。
島のためとはいえ、相当危険な事。
これが島のために倒しに行く、ではなく、自分の子供を殺された復讐に倒しに行くとかだったら面白さが増していたと思う。
積極的に自ら倒しに行く理由にもなるし、サメを倒した後、よりスッキリ感を味わえる。
サメとの格闘シーンに迫力があったのは良かった。
追記:
サメとの格闘シーンをメインで見せたかったので、人間の動機にはそんなにこだわらなかったのかもしれない。
あと原作があるみたいなので、それとのすり合わせの関係でそうなった可能性もあるか。