藤原のメモ

読んだ本や見た映像のメモとして。

「読書」-ライフスパン

オリラジあっちゃんの動画で紹介されていたので読んでみた。

www.youtube.com

 

読んだの去年の10月くらいだけど、まとめておかないとどんどん溜まっていくのでテキトーにまとめてみる。

まあ要点としてはあっちゃんの動画見た方が早いかな。

とりあえず、ここではメモとして。

 

1章老化の唯一の原因ー原初のサバイバル回路

・遺伝子Aと遺伝子Bが初期生命にはあった。

・遺伝子Aは環境が厳しい時に細胞分裂を停止する機能をもつ

・遺伝子Bは環境が好ましい時に遺伝子Aを抑制する機能を持つ

・つまり環境がいい時に細胞分裂が出来る様になる

・言い換えると、自分の子孫が生き残りやすい時にだけ複製を作れるようにする

 

・遺伝子Bは変異を起こし別の役割も獲得した

・その役割はDNAの修復である

・DNAが壊れると、遺伝子Bから作られるたんぱく質は遺伝子Aから離れDNAの修復を助ける

・遺伝子Aを抑制していた遺伝子Bのたんぱく質がいなくなるので遺伝子Aのスイッチが入る

・これによってDNAの修復が終わるまでは一切の分裂、生殖が行われなくなる

 

・DNAが壊れているとき、生物が最もしてはいけないことは生殖だから、この機能は理にかなっている

・遺伝子Bの変異によって初期生命は、他の初期生命と違って生き延びた。

・この原初のサバイバル回路の基本形をどんな生命ももっていることがかわる

・もちろん人間も

 

・だがそれには代償がともなう

・原初のサバイバル回路を受け継いでいることこそが、「唯一」の老化の原因だからである

 

●老化とはエピゲノム情報の喪失である

・ごく単純に言えば老化とは情報の喪失にほかならい

・生体内には2種類の情報がある

・デジタルな情報のDNAとアナログな情報のエピゲノム

・エピゲノムとは、親から子へと受け継がれる特徴の内、DNAの文字配列そのものが関わっていないものを指す

・体内の細胞一つ一つにはすべて同じ遺伝情報がしまわれているが、それぞれの細胞は何百種類もの異なる役割へと分化する。そのプロセス全体を調整しているのがエピゲノムである。

 

とりあえずここまで気が向いたら更新する。