「読書」サピエンス全史
オリラジのあっちゃんがサピエンス全史を紹介してたので読んでみた
ざっと概略を書いてみる
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1部、認知革命
人類はホモサピエンス以外にもネアンデルタール人とかホモエレクトスとかいた。しかし1万年前までにサピエンス以外は絶滅した。なぜサピエンスのみが生き残ったのか。それは7万年前~3万年前ほどに認知革命と言われる、新しい思考を身に着けたからだ。
認知革命によってサピエンスは虚構を作ることに成功した。それまでは家族などの小さいまとまりで暮らしていた。シンボル的な虚構(宗教や国民など)を作ることによって大人数でまとまることが可能になった。
その過程でサピエンスは様々な大陸に進出しその過程でいろいろな大型動物を絶滅させていった。
2部、農業革命
農業によって爆発的に人口が増えた。しかし不作があると飢饉により多数の死者が出る世になった。
税などを記録する必要に駆られ書記という方法を編み出した。
社会の発達により格差が生まれた。社会の安定のため虚構が使われた。男女の格差、人種の格差、国民主義、自由主義、共産主義、人権などはすべて人間の編み出した妄想である。
3部、人類の統一
最強の発明、貨幣の話。宗教の話。
4部、科学革命
聖書にすべて書かれていると思っていたサピエンスが15世紀ごろ無知を自覚しだして、全てが変わった。それが西洋人にあり、文明水準では引けを取っていなかった中国人やインド人にはなかった。
無知の自覚→地図の空白を埋める→大航海時代→植民地を獲得→西洋諸国の競争→金がかかる→金融の発達→投資の発達→科学技術への投資が盛んになる→科学の発達
幸せとは何か。仏教の瞑想の話。
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3部はまとめるのがむずい。し面倒くさい。
男女の格差とか人権とか自由主義とかを妄想と切り捨てている点が面白かったな。人類は妄想の上に生かされている。それがサピエンスが他の人類とは違っていた点だと。
幸せの話も面白かった。