藤原のメモ

読んだ本や見た映像のメモとして。

「読書」ー数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて

 前に

「読書」ーLIFE3.0 - 藤原のメモ

という本を読んで面白かったのでその著者の他の本も読んでみた。

 く~中古しかなくアマゾンで5000円ほどした。

 

いやー面白かったね。この本。(おそらく半分も理解していない)

「実在とは数学的なものだ」ってことを言ってる本なんだけど、

実在とは何ぞやと簡単に言うと、宇宙の事。

数学的にあり得ないものは宇宙と言う実在にはなれないと。

 

まあこれだけ言っても意味不明だんだが。

 

ちょっと引用

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Q、ビッグバンはどのような仕組みで出来たのか?

A、最初に原子よりも小さい、インフレーションを引き起こす物質があり、それが一定時間ごとに倍加する爆発的増加を経ることで起きた。

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非常に薄まりにくい均一な物質からなる小さな塊が宇宙初期に存在した。非常に薄まりにくいとは物質1グラムが2倍に体積に広がってもその密度はほとんど変化しないと言う事を言っている。つまり、この物質は約2グラムに増える。こんなことはふつうの物質では起こらない

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要約すると、宇宙初期によくわからん物質があってそれがインフレーションを引き起こしたと・・・。

で、インフレーション物質はある段階で崩壊して普通の物質に変化したらしい。

 

永久インフレーションという概念も出てくる。

それはインフレーション物質が倍加していく途中、普通の物質に崩壊するところもでてくる。しかしそもそも、インフレーションが始まるにはインフレーション物質が崩壊するよりも早く膨張する必要があるので、インフレーションは永久に終わらないことになる。それが永久インフレーション。

インフレーションがビッグバンを引き起こしたって事件は始まりではなく、むしろ永久に続くインフレーションの終わりを表している(俺たちのいる空間領域だけ)。

 

インフレーション理論は次の事を予測する。

私たちの空間はとてつもなく大きいのではなく無限大である。そこには銀河、恒星、惑星が無限個含まれ、それらを誕生させた初期条件は量子揺らぎによってランダムに生成された。

 

そしてここから多宇宙についての話になる。

永久インフレーションは俺たちと全く同じ動きをしている分身の存在を予測する。人気のある宇宙モデルでは地球から10の10の29乗乗メートル離れたところにこの分身が存在することを予測しているらしい。

すごい話だな。

 

俺にはまとめる力がないのでここまで・・・。

とりあえず面白い。